KIS は子ども達にこうしなさい、というのでは無くて、５歳の子達、算数の問題をやっているんだけど、それしなさいというのではなくて、気分が乗ったらやったら良いよという選択肢を与えている。

もちろん思考したりできる一定の学力は必要ですよね。学力の様な知的能力を「認知能力」というんですが、計算が早くできる訓練をしても、学校や社会はそういう力だけではだめですよというように変わってきている。

答えが決まっている問題を早く解くのではなくて、答えはあるかどうかもわからない、正解なんて無いかもしれない、偶然起こってしまった事に対してどう対応するかという力、これが「非認知的能力」と言われるものです。

英語に関しては、日常の会話のレベルで自分の言いたい事が言えて、簡単な会話だったらちゃんと聞き取る事ができる、そういう事を幼い頃にしっかりと身に付けておけば、人生の選択肢はすごく増えるわけです。

KIS は、今後必要となる「英語力」だけではなく「非認知的能力」を育てるためのカリキュラムと指針が詰まっていて、私が信頼してお勧めできるスクールです。KIS は、それらを育てるスクールです。

***プロフィール***
汐見 稔幸（しおみとしゆき）
東京大学名誉教授
教育学・教育人間学・保育学・育児学