KISに体操の水鳥さんが来る！！

水鳥寿思さんはアテネ五輪の男子体操団体の金メダリスト、

そして2020年東京五輪の体操日本代表監督でいらっしゃいます。

その水鳥さんが、KISで体操指導をして下さる。

このニュースに心躍らせているのは生徒だけではありません。
保護者のみなさんも、私たちスタッフ一同も、KISのみんなが喜んでこの機会を心待ちにしています。

それは、水鳥さんが体操界のレジェンドだから？いわば、有名人だから？
それはもっともなのですが、実際に指導を受ける子ども達が
水鳥さんのオリンピックでの演技を観たわけではないんですね。

私たちが楽しみにしているのは、一流の指導からいい影響を受けて子ども達が成長することなのです。
幼少期の出来事は記憶に残らないことも多々ありますが、
今回のように「すごい人に会って、すごくカッコいい演技を教えてもらったんだ」という体験は、きっと子ども達の脳裏に強烈に焼き付くことと思います。
私自身もそうですし、私の子ども達もそうでした。

子どもの時に、たとえ中学生高校生であっても、衝撃を受けるほどの経験は、その後の人生を決定づけるものとなります。
最近読んだ朝日新聞の天声人語に、あるティンパニ奏者の話がありました。
その方は中学生のとき、ベルリンフィルの演奏を聴いて音楽家を志し、紆余曲折を経てティンパニにたどり着き、ドイツに留学までされたそうです。

この記事から、ベルリンフィルの生演奏を聴いて音楽家になった少年を私は想像しました。
演奏会のあと、彼はどんな風に自分の感動を消化したのだろう？
親にどう伝え、自分の夢をどう描き、実践していったのだろう？
そして、それは私の中で、KISの子ども達の姿と重なりました。

ベルリンフィルの演奏は、音楽の世界では一等賞、まさしく金メダルです。
そして体操の世界での金メダリストが、もうじきKISに来られる。
その指導を直接受けた子ども達は、その夜、家でどんな話をするのでしょう？
目をきらきらさせて、興奮してでんぐり返りするのかな？
KISの保護者のみなさんは、そういう夜を経て、子ども達を見守り、支えていくのでしょう。
将来留学するときは、KISで培った英語や国際感覚がきっと役に立つでしょう。

一流を体験するという貴重な機会を与えて下さる水鳥さん、本当にありがとうございます。
そしてこのご縁がめぐってきたことに、KIS一同は感謝しています。

最後に。

今回の指導で、水鳥さんのように体操で金メダルを目指したい！と思ったら、

ぜひ水鳥さん監修の体操教室 Mizutori Sports Club のドアをノックされることをお勧めします。

by Elsa, Secretary of SDD